20th Congressの開催にあたって

20th Congress 実行委員長
宮城 修(大東文化大学)

 日本フットボール学会は、2003年にフットボールの研究に携わる研究者の有志による呼びかけによって200名からなる会員で創設され、記念すべき1st Congressが2004年3月に上智大学で開催されました。
 その後、「フットボールに関する科学的研究の発展に力を注ぐとともに、これらの成果をフットボールにかかわる人々との交流の中で双方向の橋渡しを実現する」を理念として、コングレスや研究会の開催、そしてFootball Scienceやフットボールの科学といった学会誌の発刊に努めてきました。これらの活動を通し、本学会は今年で20周年目を迎え、現在の会員数は430名であります。
 今年度開催する20th Congressは2023年3月11日(土)、12日(日)の両日、大東文化大学東松山キャンパスにおいて、3年ぶりの対面形式で行います。20th Congressのテーマは「フットボールサイエンスの潮流と未来 ~日本フットボール学会設立20周年の節目に~」とし、フットボールの各研究分野に関する過去・現在・未来について、コングレスを通してディスカッションしていきたいと考えています。
 一般研究発表については51演題(口頭:19演題,ポスター:32演題)の申し込みがあり、新知見を含めて各セッションで活発なディスカッションが行われることを期待しています。
 協賛企業につきましてはコングレスの開催趣旨をご理解いただき、ランチョンセミナーに2社、広告に10社、そして展示に8社から協賛していただくことができました。特に展示ブースでは、測定機器や解析ソフトをはじめとした最新の情報を多く収集できる機会になると思います。是非、フットボールの発展を願う皆様にとって有意義な会となり、交流を深めていただくことを願っています。
 末筆ながら、20th Congressの開催にあたり、多大なるご支援とご協賛を賜りました多くの関係者、団体および企業に対して、心より感謝申し上げます。